思い出に残る手紙はありますか?
その手紙を書いたのは、
いつだったか覚えていますか?
以前、私は、思い出深い手紙を
書いたことがあります。
罪悪感で苦しみ、前に進めずにいた私は、
カウンセラーに相談し、
手紙を書くことをすすめられました。
そこで、
「あまり謝ってばかりの文面だと
重くなってしまうので、
感謝をメインにして、
最後に謝罪の文章を書いてみてごらん」
ということでした。
また、
「投函するかしないかはどっちでもいいよ」
とも言われました。
それもそうだと思い、
思いを書いてみることにしました。
便箋3−4枚くらいになったでしょうか。
罪悪感とは、
「間違えてしまった」
「失敗してしまった」
という感情です。
人間関係のなか、
自分の規範意識、
家族や集団などで、
信じていたり、
当然と思っていた、
規範やルールから
逸脱してしまった時に
感じる「感情」です。
時代や場所によっても
違うでしょう。
手紙を書く。
落ち着いた場所で
ゆっくりと思い出しながら。
ペンを走らせる。
頭の中では色々な考えが巡ります。
いざ書くとなると、
一つの文章にするとなると、
まとめる必要があります。
言い切る必要があります。
書いて、読んでみる。
うまく表現できたり、
少し違和感があって書き直したり。
どう折り合いをつけるか。
自分が納得するか、
自分と向き合う。
振り返ってみると、
そんなプロセスだったのでしょう。
罪悪感や後悔に悩んで
前向きになれない時は、
手紙を書いてみることを
オススメします。
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