緊張してもいい

 

ある会社員の話(私の体験)です。

 

 

 

プレゼン発表を任されました。

 

 

 

資料を準備したり、話す練習をしたり、

 

会議室で机や椅子を整えたりしてきました。

 

 

 

でも、もともと話すのが得意ではなく、

 

つっかえてしまったり、

 

汗がタラタラ流れたり、

 

してしまうクセがありました。

 

 

 

それに、以前のプレゼンで、

 

途中で、つっかえてしまい、

 

何を話せばいいのかわからず、

 

汗タラタラになってしまったことがありました。

 

 

 

今回のプレゼン本番でも

 

そうなってしまわないか

 

心配でした。

 

 

 

今回彼は、「緊張してもいい」と考えました。

 

「汗をかいてもいい」、「しゃべりをつっかえてもいい」

 

そう開き直りました。

 

 

汗が出たら、

 

ハンカチを用意して

 

拭けばいい。

 

 

つっかえたら、

 

話す内容をメモ書きした紙を見て、

 

メモを読めばいい。

 

 

そう考えました。

 

 

 

 

その後、本番では、

 

汗もかかず、

 

ほとんどつっかえもせずに、

 

話すことができました。

 

 

 

 

間違ってはいけない

 

汗をかいてはいけない

 

つっかえてはいけない

 

と思い込んでいました。

 

 

でも、

 

マイナス要素だと思い込んでいたことを

 

締め出そうとすると、

 

かえってその存在を訴えかけてくるようです。

 

 

 

間違ってはいけないと思うのは、

 

正確にちゃんと伝えたいから。

 

それはゆっくり丁寧にしたいことの表れです。

 

 

 

ですから、今回は、

 

「〇〇してもいい」と考えることで、

 

「〇〇したら、××すればいい」と、

 

逆に心の余裕ができました。

 

 

 

「〇〇しなければならない」

 

 

という思い込みに

 

囚われている時があります。

 

 

しかし、

 

自分の中には、対処するチカラがある、

 

コントロールできるのです。

 

 

 

緊張する自分がおかしいんじゃないか、

 

話が流暢ではない自分が間違っているんじゃないか、

 

 

そう思う必要はありません。

 

 

 

 

緊張してしまうのはなぜでしょう。

 

 

その先に届けたいものは何でしょう。

 

 

 

「よりよい仕事」かもしれません。

 

 

 

できるだけ多くのことを

してあげたい「気持ち」かもしれません。

 

 

それらは否定することではありませんよね。

 

 

 

それが自分の性格や癖だったりすると、

 

自分自身を否定的に思ってしまいます。

 

 

 

そんなときは、

 

「〇〇してもいい」

 

「少しでもxxできればいい」

 

心に余裕を見つけられるようにしたいものです。

 

 

 

自分は自分でコントロールできる、

 

そのチカラがあるということを

 

思い出してみてくださいね。