罪悪感や後悔という感情

ご承知の通り、罪悪感は多様で複雑な感情です。

 

そのため、

一概に「罪悪感はよくないものだ」とか

「罪悪感を感じるのは普通のことだ」とか

言い切ることは難しいのです。

 

また、

罪悪感の影響や効果には、

様々なものがあります。

 

例えば、

コントロール

自己処罰

教育的効果

モチベーションの低下

感謝

など様々なものがあります。

 

つまり、一口に罪悪感と言っても、

ひとくくりにすることは、

とても難しいのです。

 

また、よく言われるように、

周りの人との比較という恥との関連で、

罪悪感とは言えない場合もあります。

ただ周りと違うだけだったり、

今までの習慣と違うだけだったりします。

 

そして、

罪悪感で自分を責めていたり、

苦しい思いがある時は、

いろいろ考えていて、

頭が疲れていることが多いのです。

 

そんな時は、

客観的な思考ができなかったり、

いつも同じ結論になってしまっていたりします。

例えば、

罪悪感を感じるから自分が悪かったんだ。

なんとかしなきゃ。

 

 

にもかかわらず、

罪悪感についてのテーマは、

親しい人や周りの人には言いづらいことがしばしばです。

責められたり、怒られたり、バカにされたりするのでは

ないかと思うと、誰にも話せません。

 

私は、家族にも友達にも話せませんでした。

またカウンセラーにすら、お金を払っているのに

話すのに勇気が入りました。

 

さらに、罪悪感というのは、

行動や思考から生じるものであるにもかかわらず、

自分自身の価値に影響するように考えてしまうことが

多いです。

 

例えば、飲み会に誘われたが断った。

よって私は冷たい人間だ。

さらに、誘われた飲み会に行かなかったので、

翌日、あの人の仕事をやってあげなくちゃ。

 

 

というように、

単に「飲み会に行かない」というだけのことが、

自分の価値を下げ、

自己処罰とも言うような行為をして

しまうこともあります。

 

 

これは身近な例でしたが、

日々の生活では、様々なレベルで

この罪悪感という感情が発生します。

 

当ホームページでは、

罪悪感という感情を取り扱い、

その内容をよく見つめていきたいと思っています。

 

カウンセリングでは、

お話をじっくりとお伺いします。

 

そして、

ご自分で、自分を受け入れることができるように、

また、ゆるしてあげられるように、

苦しい気持ちに寄り添い、

新しい相談者様として再生できるように

サポートするカウンセリングをしています。