「子どもは三歳までに親孝行を終えている」罪悪感の手放し心理学

 

 

 

最近知って、印象に残っている言葉。

 

それは、

 

「子どもは三歳までに、

 

親孝行を終えている」

 

という言葉です。

 

 

 

子どもを持ってみて、

 

この言葉が本当のことだと、

 

よくわかるようになりました。

 

 

 

夫と妻が望んだ結果、

 

子どもを授かります。

 

 

 

そして、

 

出産に立ち会ったり、

 

オムツを取り替えたり、

 

ご飯を食べさせたり、

 

絵本を読んだりしますよね。

 

 

こうした体験は、

 

振り返ってみると

 

貴重な体験です。

 

 

 

三歳までの小さい時期の子育ては、

 

とても大変ですが、

 

子どもは本当にかわいいものです。

 

 

 

だから、

 

子どもがよく食べて、

 

喜んで遊んでくれて、

 

ぐっすり眠っていることが、

 

親にとってのご褒美になります。

 

日々の成長をみるのが

 

楽しみになります。

 

 

 

子どもが大きくなったら、

 

返してもらいたいとは思わないでしょう。

 

 

 

それは、

 

成長した自分と親の場合でも同じです。

 

 

 

子どもである自分が、

 

家庭や仕事で充実していること、

 

独身の場合でも仕事や趣味に生きがいを持っていることが、

 

何よりの親の幸せだと思います。

 

 

 

子どもの生活が充実していないのに、

 

親孝行と言っても、

 

逆に心配になってしまいますから。

 

 

 

実は僕自身、

 

「親孝行したい時には親はなし」という意識のあまり、

 

何か親孝行をしなければならない、

 

親の期待に応えなければならないと思っていました。

 

 

 

親がそれほど歳をとっていないのに、

 

温泉の券をプレゼントしたり、

 

親からもらったお小遣いや安い時給のバイト代から

 

プレゼントを買ったりするなど、

 

的外れなことをしていました。

 

 

 

それから、

 

分不相応にも、芸能人や有名人のように、

 

自分が家や車などを

 

プレゼントすることができないことに落ち込みました。

 

 

 

そして、

 

親が自分を育てることによって、

 

あきらめた夢とかやりたいことを

 

自分が稼いで実現させてあげなければと、

 

思っていました。

 

 

 

思えば、小さい頃から、

 

親の期待に応えようとして、

 

両親を安心させるために、

 

いい学校、いい会社に入ろうとして、

 

焦っていました。

 

 

 

一番大切な視点である、

 

「自分が納得すること、自分の充実感」

 

が抜けていました。

 

 

 

その結果、

 

高過ぎる親孝行の目標は

 

達成できませんでした。

 

 

 

また、

 

プレゼントを渡しても、

 

親はあまり喜んではくれませんでした。

 

 

 

 

親の期待に応えて、親孝行することが、

 

親を安心させることではないのです。

 

それでは、長続きしません。

 

 

 

また、

 

親のためにやらされていると思うと、

 

自分自身が充実感を持つことができません。

 

 

 

 

子どもが自分がやりたいことをやって

 

充実していることが、

 

親にとっての本当の幸せではないかと思います。

 

 

 

だから、親孝行はしなくていい。

 

 

 

親孝行しないことや親孝行できていないことに

 

罪悪感を持つ必要はない。

 

そう思います。

 

 

 

親孝行できないことに落ち込むよりも、

 

自分の時間を有意義に過ごすこと、

 

自分の仕事を頑張ること、

 

自分の家族を大切にすること。

 

 

 

子どものあなたが幸せでいること。

 

それが親にとって一番に嬉しいことだからです。

 

 

 

親孝行ができないからといって、

 

罪悪感を持つことはありませんよ。