精神科医のフロイトは
こころの仕組みを
自我、超自我、エス
という3つに分類しました。
簡単に説明します。
超自我: 「~しなければならない」という規範
エス: 「~したい」などの欲求、願望
自我: エスと超自我の調整役、バランスをとる役割。
といった内容です。
どこかで聞いたことが
あるかもしれませんね。
やりたいことをしようとすると
出てくる罪悪感は、
このモデルでいうと、
① 超自我が強い。
② エスが弱い。
③ 自我のバランス調整が、
どちらかというと、超自我よりの点でバランスをとる
④ エゴと超自我が近い、葛藤状態。
私は、規範意識が強く、
罪悪感を感じがちなのは、
① だと思っています。
読者さんは、
①~④のどのケースでしょうか?
例えば、
起業したい、でも、、、
転職したい、でも、、、
実家を出たい、でも、、、
いろいろな場面があると思います。
ここで重要なのは、
心の仕組みを理解して、
どこに重み付けをするか、
価値付けをするか、
ということです。
自分は何を優先するのか、
残りの時間はどれくらいなのか、
自分を優先させたとしても、
周りを助けられる手段はどこにあるか、
弱さを見せてもいいのではないか
(自分は完璧である必要はあるのか)、
嫌われてもいいのではないか
(周りの人すべてから好かれる必要はあるのか)、
やってみる前から、
できないと決めつけていないか、
自分だけ、やりたいことをしていいのか、
(←本当に「自分だけ」なのか)
卑怯とかズルいとか思ってしまう。
(←本当にそれをすることは卑怯とかズルいのか)
決断や結果に、完璧を求め過ぎていないか、
このようなことをアウトプットしていくと、
やりたいことをしようとする時に
出てくる罪悪感が、
自分の囚われていた「ナニカ」から
生まれていることに
気付きます。
やりたいことをやった上で、
補完的に、できることもあります。
自分の状況、考え方のクセを見直すことで、
罪悪感が生じたとしても、
上手に付き合っていくことができます。
そのこと一回で、
決まるわけではないのです。
だから、罪悪感と
上手に付き合っていくことが
大切です。
コメントをお書きください