カウンセリングの使い方(ロールプレイ)

カウンセリングで、

 

相談者さんは、話をするだけでは

 

ありません。

 

 

 

ご希望の場合のみですが、

 

ロールプレイをすることで、

 

再体験をすることができます。

 

これは、心理劇と言われています。

 

 

 

誰かに言いたかったけど、

 

言えなかったことを

 

カウンセラーに向けて言うのです。

 

我慢していて、イライラの元になって

 

いることをカウンセラーに言うのです。

 

 

 

例えば、

 

お母さんに対して

 

わだかまりがあるとします。

 

「お母さん、口を出さないでほしい」

 

「お母さん、そんなこと言わないでほしい。」

 

「お母さん、私は大丈夫だから信頼してほしい。」

 

急にそういう場面になると、

 

きっと言えないと思うのです。

 

今まで我慢してきたからです。

 

 

 

お母さんをびっくりさせたり、

 

悲しませたり、

 

したくなかったからです。

 

 

 

「お母さんの期待に応えなくていい」

 

「私は、お母さんとは別個の、独立した女性であっていい」

 

 

 

お母さんをカウンセラーに見立てて、

 

言いたかったけど、言えなかったことを

 

言ってみてください。

 

 

 

願望や否定的なことを、

 

本人ではなくカウンセラーに言うことは、

 

効果があります。

 

 

 

この後、

 

実際に本人に向かって言うかどうか、

 

それはそんなに問題ではなくなるかもしれません。

 

 

 

気まずくなったり、もめても、

 

大丈夫なんだということに

 

 

気がつきます。

 

 

 

拒否したり、自分の意見を言うことは、

 

関係を断つことでも、

 

相手を否定することでもありません。