ゆっくり呼吸をしてみる練習

 

□  ダメ出しは心に効果的なのか?

 

 

 

失敗や挫折、うまくいかなかった時、

 

自分にどんな言葉をかけていますか?

 

「あー、自分はなんてダメなんだろう」

 

「ここを直さないと!」

 

 

 

 

 

こんな風に、ダメ出しをしていませんか?

 

「ダメなところ見つけて直す」という

 

一見、生産的に見えるこの思考が

 

自分自身にも自己否定や罪悪感を

 

もたらして、

 

あるべき理想の自分にばかり目がいってしまい、

 

そうでない自分を攻撃することになってしまうのです。

 

 

 

反省を何回もしていないでしょうか?

 

 

 

その都度、へこんでいませんか?

 

 

 

もう繰り返さないようにしようと思っても、失敗します。

 

 

 

そんなときどうしたらいいのか、

 

 

 

それが「自分を思いやる心理学」

 

 

 

結果的に自分の魅力に気づき、

 

自信が持てるようになれます。

 

自分を思いやることの最初のステップは、

 

「リラックス」です。

 

 

 

リラックスが大事というのは、よく聞きます。

 

 

では、なぜリラックスが大事なのでしょうか?

 

 

それは、相談者さんは「判断」にさらされすぎているからなのです。

 

 

 

例えば、

 

比較です。

 

 

 

人と比べて、いいか悪いか、勝っているか、負けているかと

 

張り合っていないでしょうか

 

 

 

あるいは、

 

倫理的、道徳的に自分の規範意識(=ルール)に対して

 

正しいか間違っているか

 

と考えすぎていないでしょうか?

 

 

 

これは非常に脳を疲れさせます。

 

 

 

例えば、

 

恋愛だったら、

 

できないことは頼るきっかけ

 

わからないことは聞くきっかけ

 

なんですね。

 

 

 

出会った当初は、お互いの魅力に惹かれますが、

 

短所(キュートさ、かわいさ)で続くのだと思います。

 

 

 

結婚でも、

 

負けるが勝ち

 

ということの方が大事だったりします。

 

 

 

お話はこれくらいにして、

 

 

 

自分を思いやるために

 

自分をリラックスした状態にする方法を

 

解説していきますね。

 

 

 

 

今回は、2つ方法をご紹介します。

 

 

 

それは、レーズンワークと腹式呼吸です。

 

 

 

普段、私たちは、「考える」と

 

いう理性をに思考をしていますが、

 

感性(五感)を意識することで、

 

理性と感性のバランスを整える方法です。

 

 

 

冒頭の「判断」のお話は、

 

「ちゃんとできなければ自分はダメだ」などの

 

自己批判、自己否定などの脳内セルフトーク

 

つまり、判断に偏った状態と言えます。

 

 

 

これに引っ張られない、

 

引きずらない状態を目指します。

 

 

まず、腹式呼吸からいきましょう。

 

 

 

1. 椅子にゆったりと座ってください。

2. 背もたれに背中が軽くつく程度で。

3. 背筋は伸ばして。

4. 手は、ももの上に軽く乗せてください。

5. 足は、足の裏を床につけて、楽な姿勢で。

6. 目は、軽く閉じます。

 

 

 

ここからは、実際の呼吸法です。

 

 

 

7.鼻から息を吸って ゆっくり少しずつ吸って

8.吸った空気で、お腹を膨らませるようにします。

9.時間は、5秒くらいかけて吸います。

10.時間を数えます。(1、2、3、4、5)

 

 

 

11.今度は、口からゆっくり少しずつ吐きます。

12.口から空気を吐いて、その分お腹がへこむように

13.時間は5秒くらい(5、4、3、2、1)

14.これを2,3回繰り返してみてください。

 

 

 

 

ポイントは、

 

 

まず、秒数を数えたり、息を吸ったり、

 

吐いたりすることに集中することです。

 

 

 

そして、終わったら、背伸びをしたり、

 

首を軽く伸ばしたりしましょう。