呼吸法のススメ

 

 

 

「呼吸法なんて大それた言い方だよな」

 

「ただ、息を吸って吐けばいんでしょ」

 

「呼吸なんて簡単なことじゃない」

 

 

 

私もそう思っていました。

 

 

 

でも、大違いなんです。

 

 

 

これを知って、是非やってみてほしい。

 

 

 

それでは本編です。

 

 

 

 

 

 

セルフ・コンパッションを育てる心理学

 

河野傑です。

 

 

 

忙しいことと思います。

 

やることが次から次へとあって、

 

息つくヒマもない。

 

そんな状態かもしれません。

 

 

 

今回取り上げる呼吸法は

 

そんな方にぴったりの

 

リラックス法です。

 

 

 

 

呼吸「法」と言っても、

 

要するに、

 

「息を吸って吐く」

 

なんですが、

 

ポイントがあるんです。

 

  

 

それは、

 

深さ(長さ)

 

です。

 

 

 

ふだん、きっと自分が呼吸していることを

 

意識している人はほとんどいないでしょう。

 

 

 

そう、無意識に呼吸している。

 

 

 

それをできるだけ意識的に呼吸するのが

 

呼吸法なんです。

 

 

 

簡単な呼吸法をご紹介します。

 

 

 

まず、シンプルな方法から。

 

 

 

ゆっくり吸って、

 

この時できるだけゆっくり長く吸います。

 

ゆっくり吐いて

 

この時、できるだけゆっくり

 

長く吐くようにします。

 

 

 

 

 

落ち着ける場所で、

 

椅子に座って

 

手はももの上に乗せて、

 

目を軽く閉じてみると

 

いいと思います。

 

 

 

次に、数字を数えてみる方法です。

 

 

 

心の中で数字を数えてみます。

 

 

 

吸うときに1から10まで数えて、

 

吐くときに10から1まで数えます。

 

長ければ、5まででも大丈夫です。

 

 

 

ゆっくり吸って・・・・・(1,2,3,・・・9,10)

 

ゆっくり吐いて・・・・・(10,9,8,・・・・2,1)

 

 

 

どんな音が聴こえてきましたか?

 

道路の車の音、エアコンの音、

 

足の感覚はどうですか?

 

絨毯やフロアの感覚、肩こりの感覚、

 

ゆっくり目を開けてください。

 

 

 

手を組んで背伸びをしてみましょう。

 

 

 

お疲れ様でした。

 

 

 

 

ここで、

 

呼吸法とセルフ・コンパッション

 

どう関係があるの?

 

と思われたかもしれません。

 

 

 

私たちの日常は、

 

考えること(思考)、すること(行動)に

 

あふれています。

 

 

 

 

自己評価して、自分にダメ出しをして、がっかりする。

 

頑張ってみて、うまくいかず、疲れる。

 

 

この繰り返し。

 

 

 

あること(自分が存在すること)に

 

意識がいきません。

 

 

 

呼吸法は、

 

自分ともっと優しくつながる方法と

 

いうわけです。

 

 

これがマインドフルな状態なんですね。

 

 

 

自分とつながる、

 

自分への思いやりの

 

スタート、

 

それが、呼吸法です。

 

 

 

それではまた。