なぜカウンセリングオフィスを開業したのか

 

 

 

なぜ、カウンセリングオフィスを開業したのか

 

といういうと、

 

1. 自分の性格や経験によるもの

2. ライフスタイルの変化によるもの

 

という2つの理由があります。

 

 

 

 

 

1. 自分の性格

 

もともと、とても悩みやすい性格でした。

 

葛藤状態に陥りやすい(笑)。

 

 

 

大きく悩んだのは、

 

小学校のとき、

 

20歳前後です。

 

 

 

それ以外には、育った家庭で、

 

自分の両親が不仲に見えた影響もあり、

 

いい子になろうとしていました。

 

 

 

自分を抑えるクセがありました。

 

 

 

そんな私の悩みの元は、

 

「罪悪感」でした。

 

 

 

罪悪感による自責や自己処罰で、

 

自分を苦しめていたと思います。

 

 

 

試験や就職のチャンスを

 

たくさん無駄にしてきました。

 

 

 

 

 

あるエッセイを読みました。

 

「本当の強さ」について

 

書いてありました。

 

アメリカ留学中に寮で出会った学生。

 

心理カウンセラーを目指すその学生の

 

エピソードでした。

 

その学生は、自分が起こしてしまった

 

事故をきっかけに

 

心理カウンセラーに相談をしたそうです。

 

程度の差はありますが、

 

自分が悪いという苦しさを話せるのが

 

カウンセリングなのかと

 

少し希望が見えたように思いました。

 

 

 

 

 

その時は、すぐに心理カウンセラー

 

という気は起きなかったのですが、

 

その想いは持っていたのだと思います。

 

 

 

 

私は健全な罪悪感は必要だと思います。

 

しかし、

 

不健全な罪悪感は、自らを傷つけるし、

 

自己肯定感を低下させ、

 

生きづらくすると思います。

 

 

家族問題、罪悪感などが

 

自分の人生のテーマかもしれないと

 

 

思っています。

 

 

 

 

 

2. 時間の使い方

 

私は、外国人の方と結婚しました。

 

日本語は多少わかるけれど、

 

病院や役所の手続きなどは、

 

私がしなければなりません。

 

 

 

一方で、勤めていた会社は、

 

典型的な日本の会社でした。

 

 

 

空気を読んで残業をして、

 

飲み会に付き合う。

 

上司の話を勤務終了後、

 

3-4時間話を聞く。

 

有給休暇はあまり取れません。

 

また、取得理由を言わないといけない。

 

 

職場では若い方だったので、

 

ありがたいことですが、

 

仕事をたくさん振られます。

 

 

 

忙しい時期が続きました。

 

ある日、翌日の締め切りに

 

間に合わせるために

 

残業していました。

 

 

 

なかなか終わらず、

 

終バス・終電がなくなって

 

しまいました。

 

タクシーで帰りました。

 

帰宅すると、深夜2時でした。

 

 

 

朝は、妻より先に出社して、

 

夜も、妻が寝た後に帰宅する。

 

 

 

妻に激怒されました。

 

 

 

また、妻の妊娠出産に関する話もあります。

 

妊娠がわかり、

 

病院選びや妊婦健診など

 

付き添いますが、

 

有給休暇が取りにくい。

 

 

 

急に具体が悪くなって、

 

翌朝病院に行くときには、

 

当日会社を休まなければなりません。

 

 

 

 妊娠時の高血糖で、日本の病院で

 

1週間ほど入院したことも

 

ありました。

 

 

 

当初は、日本での出産の予定でしたが、

 

母国での里帰り出産になりました。

 

 

 

私も出産に立ち会いたいと

 

いう考えもありました。

 

 

 

育児休暇を男性社員が取る文化もなく、

 

取れる人的余裕もありません。

 

有給休暇ですら取りにくいのですから。

 

そんな状況で、

 

出産に立ち会いたいからと言って

(それも海外での出産)

 

休めるとは思えませんでした。

 

出産予定日の確実な予測も

 

できません。

 

前後含めて、1週間ですら休めないと

 

思いました。

 

 

 

 

 

 

 

このような経緯があり、

 

 

カウンセリングオフィスを

 

運営しています。