カウンセリングでうまく話せるか心配

カウンセリングで

上手く話せるか心配という相談者さんがいます。

 

 

 

まず、

その時、自分が本当に思っていたことを

理解するのは難しいです。

 

 

それに、

理解できたとして、それを

正確に適切にコトバとして

表現することは難しいです。

 

 

そして、

表現することに、正解・間違いはないのです。

 

 

 

この絵が正解で、

この絵は間違い、

ということはないのと同じですよね。

 

 

カウンセリングは、言葉によって絵を描くこと。

 

言葉で事実を正しく伝えたり、

正しさや間違いを証明したりすることが

目的ではありませんから。

 

 

 

カウンセラーは、

 

相談者さんの

 

表情、しぐさ、口調、目線、ことば遣い、単語、

 

話しているときの手の様子、

 

気持ちの表現の仕方、事実の表現の仕方、事実の受け止め方

 

話の展開の仕方(話題の切り替わるタイミング)、質問の仕方、

 

話題の関連性(一見関係ない話題でも相談者さんが着目する点があります)

 

そういったことを総合して、統合して、

 

予約前の連絡のやり取りを含めて、

 

面接を何回かして、

 

相談者さんの理解把握をしていきます。

 

 

 

カウンセリング中の相談者さんの言葉は

 

もちろん聴いています。

 

 

 

でも、

 

言葉だけではないのです。

 

 

 

そして、カウンセリング中だけではないのです。

 

 

 

また、安心してリラックスできると

意外と話せるようになります。

 

 

 

ですから、

そのための雰囲気作りは大切です。

 

目立たない立地、

 

落ち着ける部屋、

 

リラックスできるテーブル、

 

空調、湿度、外の音、などです。

 

 

 

つまり、

安心すると「上手に」話せるので、

安心できる環境かどうかは大切です。

 

 

 

当カウンセリングオフィスでも

 

リラックスできる環境作りにも

 

配慮しています。