自分を変えようとして変えられなくても。

 

 

 

 

今の自分がダメだから

 

理想を追ってしまう。

 

 

 

私には、そんな時がありました。

 

 

 

「今の自分」だったら、

 

受け入れてもらえない

 

認めてもらえない。

 

そう思ってしまう。

 

 

 

今のダメな自分が悪いんだ。

 

そう思っていました。

 

 

 

自分を責めるような努力をしていませんか。

 

 

 

今の自分がダメだからという理由で、

 

今の自分を否定するような努力を、

 

自分を痛めつけるような努力を、

 

していませんか。

 

 

 

それは、かなりつらいですよね。

 

 

 

自分を否定することで

 

未来の理想の自分で

 

なければならないと

 

あなたに思わせた人は誰ですか。

 

 

 

その努力は、あなたを心地よいものにしますか。

 

 

 

達成するまで、ずっと苦しいのではありませんか。

 

 

 

そしてその達成はやってくるのでしょうか。

 

 

 

一日一日の、一歩ずつの歩みが

 

自分の身になっていく感覚がありますか。

 

 

 

今になって思います。

 

 

 

押さえつけていた、

 

押し殺そうとしていた、

 

その時の自分は、苦しがっていたな、と。

 

 

 

そんな自分を痛めつけるほど

 

ダメなんだと思う必要はなかったんです。

 

 

 

「もう十分頑張ったよ」

 

「もういいよ」

 

「そのままでいいよ」

 

 

 

と言ってあげてください。

 

 

 

すると、

 

努力が自然になります。

 

人と比べなくなります。

 

自分のできることをすればいいのです。

 

 

 

そうは言っても、

 

大人ですから、

 

社会人だから、

 

そうはいかないかもしれません。

 

 

 

それでも、

 

期待に応えられない自分であったり、

 

なりたい自分になれなくても、

 

自分を責めないでください。

 

 

 

自分を許してあげてください。

 

 

 

それが、自分を愛するということではないでしょうか。

 

 

 

自分を変えようとして変られなかったとしても、

 

 

変われない自分を責めないで。

 

 

 

きっと、そこには何かあるはず。

 

 

 

いろいろなことに気づくという、

 

 

その繊細さは短所ではなくて

 

 

ただアンテナが他人より敏感だということ。

 

 

 

 

 

敏感だからこそ、傷ついてしまう。

 

 

 

 

 

でも、敏感だからこそ、

 

 

誰かに寄り添えるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

たとえそれが徒労に終わっても、

 

 

きっと誰かは見てくれています。