学校に行けなくなった時にホッとする一つの言葉

学校に行けなくなる

 

 

 

その理由は様々です。

 

 

 

保護者はうろたえ、

 

時に「なぜ行かないのか」と怒り、

 

いろいろな策を

 

講じていらっしゃることでしょう。

 

 

 

本人も、内心

 

自分はどうしてこうなったのだろう。

 

どうしたら動けるようになるか。

 

 

 

不安に思い、模索したり、

 

うまく動けない自分にがっかり

 

したりしています。

 

 

 

そんな時には、

 

これで自分はいいんだろうか

 

ダメかもしれない。

 

 

 

そんな風に思っています。

 

 

 

自分を責めています。

 

 

 

そんな時に、ホッとする言葉は、

 

 

 

「ありがとう」

 

「うれしかった」

 

「楽しかったよ」

 

 

 

こう言われることで

 

ああ自分は役に立つんだ。

 

ここにいてもいいんだ。

 

そう思えます。

 

 

 

自分が少し前向きになったのは、

 

近所の掃除に参加したことでした。

 

 

 

そこで、「ありがとう」と

 

言ってもらえる自分を発見しました。

 

 

 

ついつい具体策を

 

言ってしまいます。

 

 

 

「不登校」を「登校」に

 

「改善」したくなってしまいます。

 

 

 

「深く考えずに働いてみたら」

 

「家にいて勉強だけしていれば大丈夫」

 

 

 

 

でも、そんな時、

 

「ありがとう」と

 

一人の人間として対峙することで

 

本人のなかに

 

自己肯定と自立の芽が生まれます。