「感情労働」というコトバをご存知ですか?
肉体労働に対する用語として、
感情労働と呼ばれています。
一般に、
対人サービスのお仕事です。
このお仕事では、
「あるべき姿」を意識して
業務をすることになります。
例えば、
教師の方ですと、
- なんでも知っていて、子供の模範となる人
- 権威として生徒を導き、教える聖職者のイメージ
看護師の方ですと、
- 白衣の天使
- 病気の時に助けてくれて、やさしい
しかしながら、
こういうのは
外野からの勝手な思い込みだったりします。
利用する外側から見るのと、
実際に役割として仕事をするとでは
全く違うでしょう。
仕事だから仕方がない。。。
これも業務のひとつだから。。。
そう自分を抑えて
頑張ってしまいます。
そして、
働くうちに、精神面での疲労が
気づかないうちに溜まってきます。
今回は、そんな感情労働で
気持ちが疲れてしまっている方のために
ストレスからこころを守る方法をご紹介します。
① オンオフを切り替える
仕事の自分とプライベートの自分は、
別だと意識します。
できるだけ
仕事であったストレスを
引きずらないように。
心配や不安を抱えたままだと、
仕事後や休日も気が休まりません。
何か自分をリセットするには、
ちょっとした儀式やルーティンを持つことを
オススメします。
オンオフの切り替えができます。
② 趣味を楽しむ
次にオンオフの切り替えに
効果的なのは、
仕事とは関係のないことに没頭することです。
漫画を読む、スポーツ、カラオケなど、
趣味があると、
仕事のことを考えずに済みます。
切り替えがうまくできて、
リフレッシュできます。
仕事で不安なことが
たくさんあるからといって、
休日も仕事のことを考えることが
誠実とか、真面目とか、
考えなくていいと思います。
仕事がうまくいっていないのに
休日に遊んだりすることに罪悪感を持ったり、
自分はダメだと思ったりすると
つらくなるのでご注意を。
③ 一人で抱え込まない
仕事のストレスを自分一人で
抱え込まないこと。
家族や友人など
気の置けない人に話せるのがベスト。
身近な人に話しにくかったら、
カウンセリングを使うのもアリです。
話すこと、書くことなどの
アウトプットは、
モヤモヤした感情や思いが
目に見えるので、
気持ちが整理できます。
④ 理想像に囚われすぎない
ご自身のお仕事には、
憧れがあると思います。
自分自身が目標とする人。
お客や利用者にとっての理想像。
何でも知っていて、
指導力のある教師になりたい。
どんな時も優しく丁寧な
看護師になりたい。
とても素晴らしいことです。
できれば、
長く続けられればいいですが、
なかなか、うまくはいかないものです。
でも、うまく行っていない時は、
自分自身を大切に
してあげてください。
例えば、
こんな教師でもいいじゃないか。
こんな看護師でもいいじゃないか。
こんな〇〇でいいじゃないか。
理想は、理想として大事です。
ご自分の方が大事です。
今回は、サービス業の方へ
ストレスから心を守る方法を
ご紹介しました。
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