前回に続いて、自分を取り戻すために
試してみたい方法をお届けします。
① 部屋の片付け
気持ちがいっぱいの時は、部屋が散らかっているもの。
片付け、掃除で目に見えて整理整頓されていくと、
心のなかでも、同じように整っていきますよ。
部屋中すべてを掃除する必要はありません。
玄関だけ、机の上だけというように、
一部分でもきれいにすると、
あなたにちょっとした変化が起きます。
② 深呼吸
「あれもしないと、これもしないと」
心が張り詰めている時は、
頭はフル回転でも、優先順位がつけられず、
行動できないことも。
わかっているけど、できない状態です。
そんな時は、椅子に深く腰掛けて、
背筋を伸ばしてみてください。
息を大きくゆっくり吸って、
ゆっくりできるだけ長くはきます。
(吸うときにお腹を膨らませるように、
はくときに、お腹をへこませるように
するのがポイントです)
この呼吸を5回くらいしてみてください。
時間にして5分かかりませんので。
呼吸が整うと、
腰が座る感覚、
落ち着く感覚が生まれます。
冷静になると、
物事の優先順位もつけやすくなります。
外の車の音、
鳥のさえずり、
人の足音、
聴こえてきますか?
③ 花を飾ってみる
生き物が部屋にいると、
ちょっと自分の意識が変わります。
手軽な花や観葉植物がオススメ。
部屋に彩りを加えるとともに、
生活の友ができて、
自分に意識が向き過ぎるのを
抑えてくれます。
「ちょっとしおれてきたから、
水をあげようかな」
「つぼみが開いた」
ちょっとした変化に気づいたり、
花の世話をすることが
まるでこころのケアをするかのように
自分を大事にすることを教えてくれます。
④ ヘルシーな食事
元気がない時は、外食してみるのも一つ。
バランスのとれた手作りスタイルのレストランなども
最近はよく見かけます。
私のオススメは『おぼんdeごはん』
http://obon-de-gohan.com/index.php
以上、
自分を取り戻すデトックスの方法を
4つご紹介しました。
なお、
①花を飾ることや③部屋の片付けは、
イメージを使った心理療法につながります。
②呼吸は、認知的行動療法で扱う技法の一部です。
ぜひお試しください。
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