変われない自分を愛する

 

最近の心理学、心理カウンセリングは、

 

手法や流派が様々。 

 

どれがいいかわからなくなりますね。

 

 

 

私の経験を少し。 

 

私は、高校のスクールカウンセリング、

 

病院のなかにある臨床心理士による相談、

 

日本独自のカウンセリング手法と言われる内観療法、 

 

メールカウンセリングなどを

 

経験したことがあります。

 

 

 

特に悩んでいた時は、

 

図書館、大きな本屋などで、

 

心理学、占い、精神世界、宗教などの

 

本を読みしました。

 

  

仕事や勉強、アルバイトに没頭したりと 

 

自分を成長させたい、 

 

自分を変えたい、 

 

そういう思いがありました。 

 

 

 

ひとつひとつ話していくと、

 

長くなってしまうので、

 

またいずれかの機会に

 

メルマガでお話ししたいと思います。

  

 

 

さて、

 

読者さんは、

 

これまでどんなところで

 

相談したことがあるでしょうか?

 

 

 

私自身の経験から言うと、 

 

スクールカウンセリングでは、

 

カウンセラーに気をつかってしまって、

 

あまり言いたいことが言えなかったです。

 

 

 

言葉に表現しにくい感情を

 

言語化してくれるものと思っていたけれど、

 

そういうのはなかったです。

 

 

 

無意識にアプローチしたり、

 

こちらの気持ちを汲み取ってくれる感じでは

 

ありませんでしたね。

 

 

 

 

 

内観療法では、

 

「お世話になったこと」

「して返したこと」

「迷惑をかけたこと」 

 

をポイントに自分の生涯を振り返ります。

 

 

 

私の場合、 

 

結局自分が悪かったという結論に

 

いつも到達してしまいます。 

 

 

 

自分を責めてばかりで、

 

面接後は、

 

かえってつらくなりました。

 

 

 

 

 

臨床心理士の面接では、

 

母親を呼んで、三者面接までしました。

  

でも、 

2回の面接を終えて、 

いざ今までとは違う道に行こうとすると、

 

自分の無意識や、これまでの考え方、習慣などが、

 

抵抗しました。 

 

面接では「やりたいことやってみて」と言われましたが、

 

やりたいことではなく、すべきことを選びました。

 

 

 

カウンセリングを受けて、 

 

気持ちが盛り上がっても、

 

面接が終わって、 

 

ひとりになると不安になる。 

 

よくあることかもしれません。 

 

 

 

カウンセラーは、私の全てを 

 

わかっているわけではないから。 

 

 

 

私は、自分の全てを 

 

話したわけではないから。 

 

 

 

なんか不安になる。

 

 

 

そして、いつものパターンになって、

 

変われなかった自分を責めてしまう。

 

 

 

自分がつらいのは、

 

自分のせいだから

 

自分を変えなければいけない。

 

 

 

そう思っていました。

 

 

 

  

でも、

 

変わらないといけない「自分」なんて

 

いるのでしょうか?

 

 

 

 

納得できないキャリア。

 

納得できない仕事。

 

いつも損ばかりしているこの性格。

 

周りに合わせてばかりで窮窟な性格。 

 

 

 

このままじゃダメだ。

 

 

 

変えないと。どうしよう。。。 

 

 

 

今日のメルマガで、伝えたいことは、

 

「自分を変えないといけないと、 

 

強迫的に思わないでほしい」 

 

と言うことです。 

 

 

 

「自分を変えなければ、ダメだ、もう終わりだ。」 

 

そんなことはありません。 

 

 

 

「成功しなければいけない」

 

「自分を変えれば成功できる」 

 

そういうわけでもないです。 

 

 

 

強迫的になっていませんか? 

 

思考が、オールオアナッシングになっていませんか? 

 

グレーゾーンがあったらダメと、潔癖になっていませんか?

 

 

 

成功しなくても、

 

自分を変えられなかったとしても、 

 

大丈夫なんです。 

 

 

 

悪戦苦闘した日々、 

 

ひとりぼっちで寂しかった日々、 

 

自分を責めてつらかった日々、 

 

それらは決してマイナスではありません。 

 

 

 

マイナスがプラスになる日が 

 

きっと来ます。 

 

 

 

私たちは、 

 

自分なりの成功を定義することができます。 

 

自分で定義していいのです。 

 

 

 

カウンセリングは、 

 

その「自分なりの成功」を一緒に考えていく、 

 

きっかけのひとつ、 

 

プロセスのひとつ、 

 

ですよ。